2022年08月14日更新
le 13 aout 2022
歯応えの面白いチーズのご紹介です。
ハルミという名前のチーズ。なんとキプロスのチーズです。場所が近いのでトルコ製もあるかな。
なんと言っても珍しい食感、歯応えがしこしこ、キュッキュッとなるのです。製法から来る特徴なんですけれど。一度食べてみると「面白いーー」ってなるのです
。
こちらがそのチーズ。牛、羊、山羊のお乳が混ざっていてよく噛むとふっとミルクの香りがします。でもまずは「結構しょっぱい!」って思うかも。塩漬けにしてあるので先ず水に入れて塩抜きをした方が食べやすいかもしれないですね。あとはぷつぷつの何か黒っぽいものが入っているのですがこれは乾燥のミントなんです。
熱を入れてもドロドロと溶けないので逆にその事を楽しめるチーズ。BBQなんかでお肉と一緒に焼いたりすると面白いですよ。
私はハムと玉ねぎとこのチーズをキューヴ型に切って炒めるのが好きです。全てが似たような食感で美味しい。
今回は八ヶ岳やその他でたくさん頂いた夏野菜(ズッキーニとナス)を一緒に炒めました。冒頭の写真です。塩味が濃いチーズなのであまり味付けしなくても大丈夫。サッとドライハーブ、オレガノとかバジルなどをかけて仕上げます。温かいままはもちろん、冷めても美味しいです。
ズッキーニもサッと炒めるくらいで良いですね。
そうそうキプロスと言えば一度だけ飛行機で立ち寄ったことがあります。もう何年も前、ある航空会社のモニターツアーに誘っていただきマルタまで行った時のこと。
成田からドバイ経由。キプロスに寄ってマルタまで。色々と時間が遅れてなんと24時間かけて行きました。日本の家族は丸1日を過ごしている間、私はずっと飛行機の中だったわけで。
キプロスでは乗ってくる人を待つだけで機外には出なかったのですが、昔キプロスが独立して国になった時の事を習ったのを思い出して、ずいぶん遠くまで来たなあって思った覚えがあります。たまたま隣になったキプロス人はオーストラリアに出稼ぎに行った帰りだって行っていました。世界って本当に広くて色々な人がいるなあってその時思った。もしこのチーズの事を知っていたらもっと話が弾んだかも知れませんね。
なんて旅行の思い出話しをしていたらまたまた海外旅行へ行きたくなってきました。先ずはパスポート作り直さなくちゃです。。。。
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