4年ぶりのフランス④

le 2 octobre 2023

楽しい時間はあっという間。ブルゴーニュの友人のお宅での３日間はもう最後で、次の目的地のトゥールに行く日になります。

この３日間でも充実したフランスの旅、4年ぶりと言うことあるけれどコロナの事もあって「会える」って言う事がどんなに大事か、世界中で分かった気がする。そして限られた時間の中で話をするから思わず本音やその人となりも出て印象に残る。会いに行って、お世話になって、お喋りして、本当に良かった。楽しかったです。

りかさん、マークさん有り難う。

 

さて今度は一度電車でパリに戻って駅をタクシーで移動してそれからまた電車でトゥールへ移動。電車移動は大変だけれど、慣れると便利。荷物も二階席の荷物置き場まで運べなかったら１階席の荷物置き場にこっそり置かせて貰っても良いよね、なんて事も考えられる様になったりね。

今回の旅はツイテルなって思うことが多くて（これはご一緒して皆さんのおかげ）パリでのタクシー移動の時「３人で荷物もあって１台で乗れるかな？」なんて思うってると【大きめ】のタクシーが来てくれたり、トゥール駅までの乗り換え駅でお世話になっている先生に偶然会えたり、など。など。

 

チーズの世界大会が行われるトゥールでの目的は2つ。1つはチーズそのものの審査員をやる事。そしてフロマジェ世界大会に出場するフロマジェ仲間を応援することです。その間に市庁舎で行われるガラディーナーにも参加します。

まずはチーズの審査から。世界中から応募された来たチーズを鑑評して（審査して）賞を決める審査員の仕事です。前回も務めましたがチーズ以外の部門でしたので今回は是非チーズの審査をしたいと準備を進めてきました、、、ですが、またまたチーズ以外の部門の審査をする事になってしまいました。

とは言っても4名のチームメンバーは色々な国から来ている人たち、これはコミュニケーション力（英語、又はフランス語）が試されるチャンス！私のチームはフランス人、イスラエル人、ブラジル人、そして日本人の私。共通語はフランス語。色々話し合いながら点数をつけて結果を決める作業を一緒にしてとても楽しく、勉強になり、良い経験になりました。

 

そしてその夜はお楽しみのガラディナー。もう本当に素敵な空間でした。冒頭の写真はそのディナーの行われたお部屋の天井です。こう言うところがやっぱり「フランス好きっ」て思うところなんですよね。伝統に位置付けられたおもてなしや楽しみ方をしっかりやる、みたいなところ。会場が19時半くらいで、入れたのが20時くらいで、アペリティフタイムが１時間くらいあって（アペリティフだけかと思ってしまったくらい立っておつまみつまみながら、ワインを飲んで永遠に喋る）そしてギルトの叙任式が厳かに行われ、そしてそしてやっと着席＆ディナータイムスタート。つまりは21時過ぎていたのではと思います。

日本を経つまではダイエットのため一応夕食は17時半スタート、19時前には終了みたいな習慣にしていたけれど、全くそれはあっという間にフランスの常識に塗り替えられてしまったのでした。よく食べ、よく飲み、よく喋る、は私にはとても合っていて（笑）猛暑であったり、かなり人混みであったり、立ちっぱなしであったりしても、ずっと元気なのでした。

さてその翌日はフロマジェ仲間の応援になります。その話はまた次回に。